癒しのペット

山羊部

我が家の山羊2匹の内、娘山羊Lapaix(ラペ)のご紹介ページです。

ラぺはフランス語で「平和」です。本当は”paix”(ぺ)だけで平和という単語です。定冠詞をつけると”la paix”(ラぺ)となります。英語の”the peace”(たばこのピースと同じ?)みたいな感じです。

ピースにすると、愛媛県のとべ動物公園にいるホッキョクグマのピースちゃんと同じになってしまうので、フランス語にしました。

親子ともども平和に暮らしていけますようにと願いを込めて・・・。

ラぺの奇跡の誕生秘話については母山羊モモちゃんの紹介ページをご覧ください。

モモちゃんの紹介ページでは明らかにしていないですが、モモの相手はなんとモモの父親か弟という衝撃的な事実です。動物の世界ではよくあることのようですが・・・。

超血縁関係の間で生まれたラぺですが、奇形もなくスクスクと育ちました。

母親のモモとは1年しか違わないので、今では親子というよりも姉妹のようです。

モモは今まで一度も病気をしたことがありませんが、ラぺは一度動物病院へ連れて行ったことがあります。

 

ある日、ラぺが一生懸命ふんばって排泄している姿を見ておかしいと思いました。

なぜなら、ふんばっているのに尿は数滴、便は数粒しか出ていないのです。

もちろん食欲もなく食べません。

便は出さないといけないからイチジク浣腸でも挿そうかと考えましたが、山羊に有効かどうかは不明。万が一間違っていたら死んでしまうかもしれないと思いとりあえず近くの動物病院に電話してみました。

返答は「犬猫以外は診れません」でした。

どうしたものかと考えた結果、動物愛護センターに相談しようと電話してみると、やはり「犬猫以外はわかりません」という返答でしたが、最後に「動物園に相談したらどうでしょう」という名案をもらいました。

とりあえず浣腸が有効かどうかの相談をしたところ、有効でしょうという獣医さんの返答でした。

人間用の市販のイチジク浣腸30mlを注入!少し便がでたので腸閉塞は免れたと思ったのも束の間、数日で便秘状態に逆戻りでした。

結局、我が家の犬猫行きつけの獣医さんに、ペット(ここは強調しました)の山羊が排泄が出来ない状態なので診てもらえないかと依頼すると、一度診てみましょうと言ってくれて動物病院へ。

動物病院の診察台の上にラぺが乗って(クスッと笑ってしまいましたが案外大人しくしてた)、人間と同じ制吐剤プリンペランを皮下注射して様子みることになりました。

これも一時的だったので、毎日注射したら治るのではないかと相談したところ獣医さんからもやってみる価値はあると言われ、アンプルを持ち帰りました。

ラぺの首に皮下注射するだけ!人間の皮下注射と同じで、場所が違うだけです。

3日ほど注射したら治りました!

ここで看護師の私が役に立ちました!この時ほど看護師で良かったと思ったことはありません。

九死に一生を得たようなラぺは、今では母山羊のモモに頭突きして餌を奪ってしまうほど元気になりました(というか母親の餌を奪うってどういうこと?って思うけど)。

なぜこんな病気になったのか!?

 

ある日、「私がやった餌がダメだったのかしら」と言ったおばあさんがいたからそのせいかもしれません。

他人の家の動物に勝手に餌をやる人がいるんですね。

ただただ死ななくて良かったです。

 

      初めて会った時の可愛いラぺちゃん

 

 

 

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