我が家の末っ子のメス猫 Arbre(アーブル)の紹介ページです。
アーブルとの出会いも衝撃でした。
2020年7月19日、愛犬シュシュが庭にある枯れたゴールドクレストの木の上を見ながらクーンクーンと鳴き、その周囲をオス猫ショコランがウロウロしていました。
木の近くに行くと「ニャーニャー」とかすかな鳴き声が聞こえるのです!
木の上を見ると、枝に引っかかっている子猫を発見!
脚立を用意して近所の同級生のご主人に捕まえてもらいました。その子猫がアーブルです。
arbreとはフランス語で「木」です。木から舞い降りた猫なのでアーブルにしました、そのままです(笑)。
名前は何というの?と聞かれると「木」ですと答えたら、ある日「木ちゃんは元気?」と言われた人がいました(笑)。
その時の映像をユーチューブに投稿していますのでご興味のある方はご覧ください。但し、初めての作品なので下手です。ご了承ください。
我が家の周囲は畑だらけの小高い丘の上の一軒家。周囲には鳶(とんび)が多く生息しているので、もしかしたら鳶が運んで落としたのではないかと想像しました。アーブル自らが犬のいる垣根内の木に登ることはないと思うし、枝に絡まって身動きとれない状態だったので上から落ちたとしか思えませんでした。
同時期に少し離れたお隣さんの家にアーブルと同じような猫が生垣で息絶えていたと言われていたので、やはり鳶が落とした可能性があるなあと思いました。きっとアーブルの兄弟猫だったのでしょう。アーブルは偶然木の上に落ちて犬が早期発見したし、生きる力があったのでしょう。ラッキー猫でした!
確保した時のアーブルはやせ細って汚くてどうやって生きていたのかと思うほど酷い状態でした。背骨が見えて掴める状態でわずか850gだったので生後2か月くらいかと思っていました。
動物病院に連れていくと、歯の生え具合から生後3か月以上とのこと。1㎏もないのに3か月???と驚いたのを覚えています。
ちなみに生後3か月の平均体重は1~1.5kgだそうです。半分くらいしかなかったのですね。
どこから来たのか、何を食べて生きてたきたのか全くわかりません。しかし、我が家に来た当初は虫を見つけると、美味しそうにパクっと食べていたので、そんなもので飢えをしのいでいたのかもしれません。ある日帰宅すると、ゴキブリの羽だけが床に残っているのを発見しました。アーブルが食べたのではないかと思い、しばらくアーブルを触る気がしませんでした(笑)。
あんなにガリガリでみすぼらしかった容貌も今ではふっくらして可愛い猫に生まれ変わりました。体重も5㎏を優に超え、逆に肥満傾向になってしまいました。
保護して1年後くらいからやっと私の膝の上に自ら乗ってくるようになりました。それもまた私の癒しの一つになっています。
写真は保護したその日のアーブルです。正直、可愛くないです(笑)。
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