我が家の癒しの2匹目のオス猫 Gavroche(ガブロッシュ)を紹介します。
ガブロッシュという名前の由来は、フランスの小説家Victor Hugo(ヴィクトル ユゴー)が書いた長編小説『Les Misérables(レ・ミゼラブル)』に出てくる勇敢な男の子の名前です。
私にとって『レ・ミゼラブル』は座右の書であり、慶應通信大学の入学願書に「いずれレ・ミゼラブルを原本で読むという夢の実現のため」と書いたくらいです。まだまだほど遠いフランス語レベルですが…。
ガブロッシュの父親Thénardier(テナルディエ)は無情な悪党ですが、父親が反面教師だったようでガブロッシュは正義感あふれる男の子でした(架空人物です)。弾丸を手に入れるために犠牲になって死んだ勇敢な最期を遂げるのですが、我が家のガブロッシュにも勇敢なオス猫であって欲しいと願いを込めて命名しました(大袈裟)。
ガブロッシュとの出会いは2年くらい前の12月、職場のスタッフの入院が切っ掛けでした。
一人暮らしで猫を数匹飼っているということは知っていたので、入院中の猫の世話はどうするのだろう?と疑問に思って聞いたところ「お願いします」の返答だったので入院中のお世話をした次第です。
そこにいた2匹の子猫のうちの1匹がガブロッシュでした。
何匹飼っているのか知らないままご自宅へ行くと、子猫含む猫が6匹いました。
小さな汚いトイレ1個、トイレからあふれた排泄物、散らかり放題の部屋。テレビでよく見る多頭飼育崩壊のような光景に驚きました。6匹にトイレ一つ???
我が家の猫は1匹に2個用意してるのに!と思いながら、すぐ我が家へUターンしてトイレを持って行き大掃除から始まりました。しかも数か月くらいの子猫が暴れ回るので部屋を片付けても翌日には散らかり放題。
見兼ねてゲージを買って子猫2匹を我が家へ連れて帰りました。その一匹がガブロッシュです。もう一匹の雌の黒猫Pépita(ペピータ)は残念ながら昨年12月に事故で他界してしまいました。わずか2年の命でした。
元飼い主さんが退院されてもこの子猫たちはお世話できないだろうと思い我が家で引き取ることにした次第です。
生年月日を訪ねても10月の末頃といういい加減な返答だったので、他界した先住犬Marbre(マーブル)の誕生日10月30日を子猫たちの誕生日としました。よって、2019年10月30日生まれの2歳です。
母猫がロシアンブルーそっくりなので、ガブロッシュはシャム系で眼もブルーです。我が家に来た時からゴロゴロのどを鳴らす人間大好きな男の子でした。今でもゴロゴロとのどを鳴らして私を癒してくれます。
妹のペピータがいなくなったけれど、元気に過ごしています。
保護して1か月後の頃のガブロッシュとペピータ 超可愛いかったぁ・・・
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